2021年(令和3年) 12月8日(水)付紙面より
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開港30周年を迎えた庄内空港2階ロビーに7日、クリスマスツリーをかたどったボードが展示され、園児たちの願い事が飾られている。
広く庄内地域の園児から季節感のある催しを味わってもらうとともに、空港をより身近に感じてもらおうと、庄内空港利用促進協議会(会長・皆川治鶴岡市長)が、庄内空港ビル(山下高明社長)、全日空庄内支店(前田誠支店長)が協力して企画した。事前に酒田市内14カ所の保育園・幼稚園の園児計286人に願い事を書いてもらい組み合わせてツリー型の縦約3メートル、幅約4メートルのボードを完成させた。
この日は松山保育園(後藤郁子園長)の年長組26人がロビーを訪れ、カラーペンなどで書かれた「家族がコロナにかかりませんように」「プリキュアのおもちゃが欲しい」「BTSのDVDが欲しい」「自分の病気が治りますように」などの願い事を見学。その後、園児全員がサンタさんと一斉にじゃんけんをし、最後に残った1人に全長約50センチのビニールプレーンがプレゼントされた。また、全員に同空港のウサギのキャラクター「まめうさ」が描かれたトートバッグとマスクが入るクリアファイルが贈られ、園児たちは一足早いクリスマス気分を味わった。サンタさんからビニールプレーンをもらった高橋ちなみちゃん(6)は「スケボーをくださいとお願いをした。エアプレーンをもらえてうれしかった」と喜んでいた。園児たちの願い事が飾られたボードは今月25日まで展示される。