2022年(令和4年) 3月17日(木)付紙面より
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新型コロナウイルス感染症への対応で最前線に立つ県庄内保健所に感謝と応援の気持ちを示そうと、鶴岡市立荘内看護専門学校(鈴木聡校長)の学生たちが15日、同保健所へ激励のメッセージを贈った。メッセージには「日々新型コロナウイルスに立ち向かうため奮闘し、地域の人々の健康を守っていただき、ありがとうございます」などの言葉が記された。
「まん延防止等重点措置」が庄内地域の5市町などに適用されていた2月下旬、看護の道を志す学生として「何か応援できないか」と同校の学生自治会(金井流星会長)が企画し、1、2年生計40人に呼び掛け、激励メッセージを集めた。
縦79センチ、横108センチの大判用紙に貼られたメッセージカードには「見えないウイルスの予防に不安な気持ちも少しありますが、皆さんのおかげで日々安心して過ごせています」「保健所の皆さんの負担を少しでも減らせるよう、感染対策に努めていきます」「お体に気を付けてください」「コロナ禍を一緒に乗り越えていきましょう」などと励ましや感謝の言葉が記された。
贈呈式が三川町の県庄内総合支庁にある庄内保健所で行われ、学生自治会のいずれも2年の会長の金井さん(20)と役員の大場明日香さん(20)が、庄内総合支庁保健福祉環境部の貝沼浩則部長にメッセージを貼った大判用紙を手渡した。貝沼部長は「激励の言葉は人を元気づける。皆さんのメッセージを元気の源に、地域の人々の命と健康を守るため一生懸命頑張っていきたい」とお礼を述べた。
金井さんは「看護職を目指す者として、長期化している新型コロナ対策に尽くし、日々公衆衛生を守っていただいている保健所の職員の方々に感謝と尊敬の念を抱いています。体に気を付けて頑張ってほしい」と話していた。