2022年(令和4年) 9月18日(日)付紙面より
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「酒田のラーメンexpo2022」が17日、酒田市の中町モールで開幕した。新型コロナウイルス感染拡大に伴って4年ぶりの開催となり、19日(月)までの3日間、普段は味わうことのできない5種のラーメンを提供、県内外に「酒田のラーメン」を広く発信する。
2018年以来となった今回は、市民有志らで組織する実行委員会(小田かほる委員長)が、全国的にも評価が高い酒田のラーメンを広く発信し、コロナ禍で疲弊した地域経済の活性化、にぎわい創出につなげようと酒田青年会議所(酒田JC、佐々木大祐理事長)と共に企画した。
提供するのは、酒田のラーメンを考える会の会員店と全国の有名店がコラボした▽自家製「石焼」煮干にはちぼし中華そば▽庄内塩中華そば▽北陸蟹味噌ラーメン―の3種、考える会の「レジェンド」7人が担当した「酒田クラシックチャーシュー麺」、酒田JCと東北公益文科大ラーメン同好会「麺恋の」が「つけ麺道 癒庵」「麺屋新三」と組んで開発した「背脂味噌豚骨ラーメン」の計5種。
初日は開会を前に大勢の市民らが列をつくり午前11時、小田委員長が「酒田のラーメンを楽しんでください」とあいさつしスタート。モール内、旧マリーン5清水屋前に用意した席はすぐに埋まり、市民らはお気に入りの一杯を堪能していた。関連企画として酒田JCが企画したトークイベントも行われた。
18日は午前11時―午後6時、19日は午前10時―午後3時。当日券は1杯900円。中町中和会、中通り両商店街では半券提示で特典がある「街ぶら企画」を実施している。