2022年(令和4年) 9月28日(水)付紙面より
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鶴岡市の朝日、櫛引、羽黒地域の飲食店で来月1日から秋の食材を使った「里山もみじ御膳」を提供する。
出羽商工会(上野隆一会長)が各店の店主らに呼び掛けて毎年、季節の食材で考案した料理を提供している。加盟店は割烹(かっぽう)、旅館、そば店、仕出し店合わせて7店舗。提供を前に26日、同市中田の「安野旅館」で商工会や報道関係者を招いた試食会が行われた。
同旅館が出す里山もみじ御膳は、凍み豆腐やはじけ栗など黒川能王●(示氏)祭で能役者に振る舞われるものを筆頭に「ハタハタ煮と大根の煮付け」「豚角煮・舞茸添」「庄内風芋煮」「きのこご飯」など13品。デザートには櫛引産のナシ(あきづき)とブドウ(安芸クイーン、シャインマスカット)を添えた。
試食した参加者は「さまざまな秋の味覚を堪能できる」「食べておいしいし、見ても楽しめる」と感想を語った。
出羽商工会の担当者は「各店がそれぞれ考えた里山もみじ御膳を家族や友人で楽しんでもらえれば」と話していた。期間は来月31日まで。値段は1650円から2750円(税込み)。2人以上からの要予約。2日前まで各店に申し込む。加盟7店舗は次の通り。
▽旅館朝日屋=電0235(55)2233▽安野旅館=同(57)2071▽KAPPO花咲季=同(57)5710▽原田食品=同(57)2051▽仕出し料理あらかわ=同(64)1922▽御食事処いしい=同(62)2461▽麺工房無量庵=同(33)8385