2022年(令和4年) 11月26日(土)付紙面より
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東北電力は24日、家庭向け電気料金の規制料金について、平均32・94%の値上げを国に申請した。基本料金、電力量料金を改定する値上げ申請は9年ぶり。来年4月1日の実施を予定する。
電力大手6社が値上げの準備を進めており、申請は東北電力が初めて。ロシアのウクライナ侵攻などによる原油など燃料費高騰の影響という。
東北電力によると、平均的な家庭(契約種別・従量電灯B、契約電力30アンペア、使用電力量26キロワット時)の場合、2717円上がり月額1万1282円となる。対象となる県内の契約数は約51万8100件。国の認可が不要な家庭向け自由料金も同時に平均7・69%値上げする。