荘内日報ニュース

2022年（令和4年） 12月28日（水）付紙面より

鶴岡産そばで年越しを 地産地消キャンペーン

　年越しそばは“鶴岡産”で―。鶴岡市のそば処鶴岡振興協議会（森薫会長）は、鶴岡産のそば粉を使った年越しそば（生麺タイプ）を29（木）―31日（土）の期間限定で、同市内のスーパーなど15店舗で販売する。また市内15のそば店などで28日（水）から大みそかまで年越しそば用の鶴岡産そばを数量限定で提供（食事、持ち帰り）する。

　鶴岡産そばのブランド化と地産池消を図るキャンペーンの一環で実施する。「年越しそば」販売は、地元の製粉所や製麺所などと連携して行い、9年目。秋の「新そばまつり」とともに年々人気が高まり、今年は量販店取り扱い販売分として1515パック（130グラム×3食入り）を準備する。市内の生協共立社と主婦の店、Ａコープの計15店舗で、1パック698円（税別）を限定販売。そばは鶴岡産の「でわかおり」「でわ宝」の2種類あり、いずれもそば粉60％入り。

　一方、そば店側からの「お客さんから鶴岡産新そばの年越しそばの注文がある。そば屋でも扱いたい」といった要望を受け、2017年からはキャンペーンに協賛するそば店でも鶴岡産そばの年越しそば提供を始めた。店によってそば粉割合、提供価格、食数は異なる。同協議会の担当者は「多くの市民からおいしい鶴岡産そばで年を越してもらい、新年を迎えていただければ」と話している。

　鶴岡産年越しそばの販売店舗と提供するそば店は次の通り。

　◇販売店▽生協共立社＝こぴあ、あおやぎ、切添、千石、大山の5店舗▽主婦の店＝イーネ駅前、ミーナ、美原、大山、イズモ新斎、パルの6店舗▽Ａコープ＝あつみ、ふじしま、はぐろ、あさひの4店舗
　◇そば店＝そば処三浦屋、味の大八、東京庵、お食事みその、手打蕎麦処菅沼、鈴木屋、大松庵、御食事処いしい、結心、そば処大梵字、産直あさひ・グー、無量庵、まやのやかた、ふるさとむら宝谷、田川そばの郷（ＪＡ鶴岡・産直もんとあ?る駅前、白山、のぞみ各店）