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2023年(令和5年) 2月7日(火)付紙面より

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「青菜バター」でフレンチコース 鶴岡LC料理を楽しむ会

 鶴岡市出身の妻を持つフレンチの田中彰伯シェフ(61)=東京都=と漬物の老舗佐徳(佐藤裕宣社長、鶴岡市宝田二丁目)が共同開発した「TSURUOKA青菜バター」の料理を楽しむ会が1日夜、鶴岡市馬場町のカフェスタジオ・サンクで行われた。鶴岡ライオンズクラブ(LC、長谷川夕香会長、会員34人)が企画したもので、田中シェフが青菜バターを使って仕上げたコース料理を楽しんだ。

 「TSURUOKA青菜バター」は、BAR・ChiCの鈴木克人店主のつながりで田中シェフと佐藤社長が知り合い、青菜漬けを素材にパンやクラッカーに塗る「スプレッド」の開発に乗り出した。佐徳のパティシエ・齋藤佳代さんが製造を担当。青菜漬けと北海道産バターを合わせ、青菜の風味を引き出した。パンのほかにパスタに絡めてもOK。肉や魚料理にも合う。パッケージデザインは田中シェフが描いた。

 この日は、鶴岡LCの会員ら関係者合わせて25人が参加。「庄内桜美豚ミンチ肉のコンソメスープ青菜の香り」「窪畑の人参のグラニテ」「鱈のローストと青菜漬バターとジャガイモのピュレ」といった料理に舌鼓を打った。

 佐徳の佐藤社長は「最初は漬物とバターを組み合わせるという田中シェフの斬新な発想に驚いた。青菜バターは昨年9月に発売したが、特にトーストに付けて食べるオーソドックスなスタイルが好評をいただいている。単に販売するだけでなく鶴岡のアピールにもつなげていきたい」と話した。

 田中シェフは「鶴岡は食の宝庫。素材本来の良さを青菜バターが引き立ててくれる。これからも料理人の一人として『鶴岡のおいしさ』を全国に伝えたい」と語った。

 「TSURUOKA青菜バター」は1個・140グラム入りで値段は1296円(税込み)。佐徳社屋前の菓舗「北家」と庄内観光物産館で販売している。問い合わせは佐徳=電0235(24)1180=へ。

「どれも青菜の風味とマッチしている」「とてもおいしい」。青菜バターを使ったフレンチを楽しむ参加者
「どれも青菜の風味とマッチしている」「とてもおいしい」。青菜バターを使ったフレンチを楽しむ参加者

厨房で料理を仕上げる田中シェフ
厨房で料理を仕上げる田中シェフ



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