2023年(令和5年) 2月28日(火)付紙面より
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鶴岡ローターアクトクラブ(RAC、佐藤祐樹会長)の創立50周年記念式典が25日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で行われた。参加者は現在までの活動を振り返り、講義やパネルディスカッションなどを通して今後の取り組みに対する決意を新たにした。
鶴岡RACは1972年に発足した奉仕活動団体で海岸清掃や老人ホーム訪問、チャリティーバザーやフリーマーケットの実施、地震災害ボランティアなど多様な活動を通し、個々の能力を高め合いながら活動している。50周年を節目としてより良いクラブに成長していくため、鶴岡ロータリークラブなど関係団体と団結力を高めようと記念式典を企画した。鶴岡RACメンバーとOB・OG、県内のロータリークラブ・RAC会員ら約80人が参加。
パネルディスカッションに先立ち、県内のロータリークラブで地区代表経験者の鈴木一作さんが「ローターアクトクラブへの期待」と題し基調講演を行った。
講演で鈴木さんは、価値のあるクラブを目指す方策について触れ「まずみんなで正しい戦略を持つことが大事。目指す方向を確認し、柔軟に指標を考えることが斬新で魅力的な奉仕事業の考案につながる」と語った。
続いて現状の課題解決に向けてパネルディスカッションが行われ、参加者同士は目標に向かって団結力を高めていた。