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2023年(令和5年) 3月10日(金)付紙面より

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「草介」の店内見守る 手作りおひなさま 正子さん制作 木目込み人形

 鶴岡市藤浪四丁目の日本そば店・草介(菅原雄行店長)店内で26日まで、手作りのおひなさまを展示している。

 おひなさまは菅原店長の母・正子さん(88)が1971(昭和46)年に一人で制作した手作りの人形で、桐糊を固めた本体に溝を掘り金襴や友禅などの布地をヘラで入れ込んで着せ付けていく木目込(きめこ)み人形。当時藤島町役場に保健婦として勤務していた正子さんが帰宅後、夜遅くまでこつこつと制作したもの。そばを食べに来た客の多くが足を止めておひなさまに見入り、正子さんの手作りと聞くと一様に驚くという。

 草介は、本社である第一産業機械(同市本町三丁目・菅原洋充社長)が当時、庄内の中心に位置する藤島地域に移転しようと同所に土地を購入したのがきっかけで、1999年10月に開店。当初は本社工場を移転する予定だったが、日本そばの親方とのひょんな出会いから急きょそば屋を運営することになったという。それまで日本そばとは無縁だった菅原店長が東根市の親方に弟子入りし、足かけ3年間修行して技術を身に付けたという。

 店舗の開店当時、庄内地域に本格的なそば屋は少なかった。つるつるの食感に慣れていた麦切り文化の庄内で硬くザラっとしたのど越しの日本そばはなかなか浸透せず、オープン当初はかなり苦労したという。そんな苦労をそばで見守ってくれたのが母の手作りおひなさまだった。

50円引きサービス

 今年の展示期間もあとわずか。本記事をスマホで撮影した写真を店舗で提示するとメインメニューを50円引きしてくれるという。期限は今月26日まで。

 問い合わせなどは草介=電0235(78)3168=へ。

草介店長の母・正子さんの心のこもった手作りおひなさま
草介店長の母・正子さんの心のこもった手作りおひなさま



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