2023年(令和5年) 3月21日(火)付紙面より
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鶴岡東洋蘭同好会(会長・酒井忠久酒井家第18代当主)の「春蘭展」が鶴岡市の致道博物館・旧警察署庁舎で開かれている。
会員は40代から90代までの男女23人。定期的に例会を開き、栽培方法について研さんを重ねている。今回展示したのは会員が丹精込めて育てた72点。「花姫」「万寿」といった美しさを観賞する日本春蘭や「大富冠」「張荷素(ちょうかそ)」など、花の香りを楽しむ中国春蘭を中心に出品した。
東洋蘭は、太陽の朝日を当てて育てるのが一つのポイントという。会員がそれぞれ温度調整し展示会に合わせて開花時期をそろえている。会員の一人は「東洋蘭はデリケートで栽培は難しいが、かれんな花を見ると心が癒やされる。多くの人に見に来てもらえれば」と話していた。
展示は22日(水)正午まで。鶴岡東洋蘭同好会では一緒に栽培を楽しむ会員を募集している。年会費は3000円。問い合わせは同会事務局の冨樫俊一さん=電0235(22)4398=へ。