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2023年(令和5年) 3月30日(木)付紙面より

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令和5年5月5日に555メートル山頂へ「日本国」登山ハイキング 小名部地区登山口 30年ぶり開催 300人募集

 今年のこどもの日は「日本国」へ家族みんなで登山ハイキング―。やまがた百名山に選定されている山形、新潟県境にまたがる日本国(標高555メートル)。山形県側の登山口となっている鶴岡市の小名部地区住民でつくる実行委員会が今年の「令和5年5月5日」の標高と同じ5が3つ並ぶ「こどもの日」に、登山イベント「日本国555フェスタ」を企画している。今月31日まで先着300人の参加者を募集中だ。

 なぜ山の名前が日本国(にほんこく、にほんごく)なのか。古代に大和朝廷の支配地域の最北端として「ここまでを日本国」としたとの説や、その昔、この山で捕れたタカを献上された将軍が喜び、山を「日本国」と名付けるよう命じたなど、由来は諸説ある。日本海に近く、昔から漁師が船を帰港させる際の目印にしてきた山でもある。

 日本国555フェスタは、平成5(1993)年5月5日以来30年ぶりに開催する。小名部地区にある登山口「中の俣口」から新緑に包まれた2キロほどの登山道を1時半ほどかけて歩く。下山後には、地元産の筍(たけのこ)やナメコの缶詰、ハムやベーコン、採れたての山菜などの販売のほか、ヤマザクラの記念植樹、クイズ大会も予定している。

 参加費は1500円。昼食代、保険料、記念品代込み。未就学児は無料。当日は小名部公民館で午前8時に受け付け開始、同9時に開会式を行い登山開始。下山後に昼食が配布され、午後2時半に閉会式の日程。初心者でも参加できる。途中傾斜が急なところがあるため、登山靴での参加を呼び掛けている。山頂には休憩舎や記帳場、広場なとが整備されており、展望台からは日本海の粟島や佐渡島、鳥海山、月山や朝日連峰を見渡すことができる。当日は新潟県村上市の小俣地区でも恒例の山開き祭がある。

 小名部の日本国555フェスタへの参加は、あつみ観光協会ホームページの専用フォームで申し込む。

 問い合わせは同協会=電0235(43)3547=へ。

標高555メートルの日本国山頂にある展望台(あつみ観光協会提供)
標高555メートルの日本国山頂にある展望台(あつみ観光協会提供)



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