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2024年(令和6年) 3月21日(木)付紙面より

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自由に楽しく思い込め 県内の障がい児者芸術作品展入賞・入選 鶴岡・愛光園デイサービスセンター 6人の児童生徒各賞に輝く

 鶴岡市藤沢の市立愛光園デイサービスセンター(所長・加藤昌司愛光園園長)に通う県立鶴岡養護学校の児童生徒6人が、障害者を対象にした芸術公募展で入賞や入選に輝いた。同センターに通う子どもたちが受賞するのは2年連続。

 今回受賞したのは、「第8回やまがた障がい児者アート公募展『Art Digる~べ』」(2023年12月14日~24年2月9日、山形市・やまがたアートサポートセンターぎゃらりーら・ら・ら)で五十嵐浩章さん(14)=鶴養中学部3年=がジェイアイシー南東北支店長賞に輝いたほか、三谷優吾さん(15)=鶴養中学部3年、上野琴葉さん(15)=同、伊藤愛華さん(14)=同2年、渡辺陽斗君(8)=同小学部2年=がそれぞれ入選を果たした。さらに愛光園デイサービスセンターが団体賞(県知的障害児者生活サポート協会特別賞)を受賞した。

 また、「やまがた障がい者芸術作品公募展2023」(2023年11月2~15日、山形市・悠創館)に出品した門村悠仁さん(14)=鶴養中学部2年=も入選を果たした。

 入賞した五十嵐さんの絵画作品は「日本では見つからない生き物」がテーマ。自分で想像した不思議な生き物をたくさん描き、あるいは日常生活の中で感じたさまざまな思いを書き連ねて計13枚の大作にした。三谷さんの絵画「マシンガン」は好きなゲームを基に伸び伸びと描き、上野さんの作品「私の楽しみ」は大好きな刺しゅうをカラフルな糸で表現。

 伊藤さんの絵画「“5”」は5人の人魚姫や5体の雪だるまなど“5”にこだわり、渡辺君の習字作品「線」は太い線を思いのままに書き連ねた。門村さんの絵画作品「THE鬼タイジ」は年末のテレビ番組を題材に、番組内に登場した建物や湖、メガホン、なべといった小道具を8枚の紙に書き出した。

 児童生徒を代表して五十嵐さんは「絵を描くのは楽しい。また新しい作品に挑戦したい」、門村さんは「テレビ番組がとても面白く、印象に残ったものを描いた」とそれぞれ話していた。

右から上野さん、伊藤さん、五十嵐さん、渡辺君、門村さん。左端は加藤園長
右から上野さん、伊藤さん、五十嵐さん、渡辺君、門村さん。左端は加藤園長



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