2024年(令和6年) 3月24日(日)付紙面より
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ペットボトル回収の違反キャップを使った「キャップアート」が21日、鶴岡市のリサイクルプラザくるりん館で行われた。上郷小学校の児童が参加し鶴岡市のエコキャラクター「みどりちゃん」を仕上げた。
ごみの正しい分別を市民に呼び掛けようと、くるりん館が上郷小の子どもたちに制作を呼び掛けた。材料にしたのは黄色い指定ごみ袋に取り外さないまま入れられたペットボトルのキャップ。いわば「違反ごみ」のことで、リサイクルプラザの作業員が手作業で外した3136個を用意した。さらにキャップを赤や白、緑などの色ごとに分別。集まった子どもたちが「みどりちゃんカラー」に合わせてボンドで接着した。
リサイクルプラザの担当者は「以前と比べてごみの分別はだいぶ良くなってきたが、まだペットボトルにキャップやラベルを付けたまま回収袋に入れるケースが多い。協力をお願いしたい」と話した。
前回のキャップアートでは「大寶館」を題材に作った。完成した「みどりちゃん」は館内に展示する予定。