2024年(令和6年) 4月12日(金)付紙面より
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酒田調理師専門学校(御舩明彦校長)の入学式が10日、酒田市の同校講堂で行われ、台湾からの留学生1人を含め高度調理技術、調理両科の新入学生計20人が資格取得に向けて新たなスタートを切った。
本年度、入学したのは1年課程の調理科54回生9人、2年課程の高度調理技術科22回生11人(編入学生1人含む)。式には新入生と教職員、父母、来賓約70人が出席した。
一人一人の名前を読み上げ入学を許可。御舩校長は「夢の実現のために入学した皆さんを教職員一同、心から歓迎する。世の中の変化に関心を持ちながら技術を身に付け、知識を深めてほしい。ここでの学びが桜のように立派な花を咲かせることを祈念する」と式辞を述べた。
来賓を代表し矢口明子酒田市長は「食べずに生きられる人はいない。調理師は人を幸せにする素晴らしい仕事。充実した学生生活を送り、卒業後は一人でも多く、この街を盛り上げる人になってほしい」と祝辞を述べた。
新入学生を代表し高度調理技術科の茂木美珠帆(みずほ)さん(18)=酒田市、酒田西高出身=が「食べた人を笑顔にすることができる調理師を目指す。困難もあると思うが、仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら支え合い、乗り越えたい。皆さんから頂いた励ましを胸に刻み、日々精進する」と誓った。
学生たちは今後、調理技術を磨くとともに、衛生管理、経営などに関しても知識を深める。