2024年(令和6年) 4月12日(金)付紙面より
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鶴岡「小さな親切」の会(会長・松田正彦荘内銀行頭取)は10日、鶴岡市立荘内病院に車椅子1台、第一学区学童保育所と京田きらきらよいこの家にそれぞれ教育用品を寄贈した。
この日、鶴岡市本町一丁目の荘内銀行本店で行われた贈呈式には、荘内病院の佐藤豊事務部長、第一学区学童保育所の三部信所長、京田きらきらよいこの家の佐々木みづほ、土岐久美子両放課後児童支援員が出席。松田会長が「小さな親切の会では思いやりと感謝の心を広げる活動を続けている。患者さんや子どもたちのために使ってください」と現物を各代表者に手渡した。
京田小学校の児童72人を対象に午後3時から同7時まで受け入れている京田きらきらよいこの家の佐々木支援員は「とてもありがたい。子どもたちが喜ぶと思う」と笑顔で話した。
鶴岡「小さな親切」の会では地域福祉や教育振興を図ろうと寄贈活動を続けている。今回は3施設を対象にした。教育用品は第一学区学童保育所がバドミントンと卓球ラケット、京田きらきらよいこの家は輪投げセットや図鑑など。あらかじめ施設で必要なものを聞いて要望に応えた。
「小さな親切」運動(本部・東京)は「できる親切はみんなでしよう!それが社会の習慣となるように」をスローガンに1963年にスタートした。鶴岡は82年に設立し今年42年目を迎えた。荘内銀行に事務所を置き、公園清掃やあいさつ運動を進めている。