2024年(令和6年) 4月19日(金)付紙面より
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ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、都内で会見を開き、10月に開幕するトップリーグ「大同生命SVリーグ」男女のリーグ編成を発表した。先にSVクラブライセンスの交付を受けていた、酒田市を拠点とするプレステージ・インターナショナルアランマーレは「アランマーレ山形」の登録名で参入が決定。同市の山形BPOパークで開かれた即日記者会見で西尾博樹ゼネラルマネージャー(GM)と北原勉監督は「今後もファンと共に戦っていきたい」と抱負を述べた。
Vリーグ機構は来季、目的別にリーグを分け、現行リーグの上に競技力だけでなく組織・事業力などの分野で活躍するクラブのみが加盟し世界最高峰を目指す「SVリーグ」を新設。女子は15チームがライセンスを申請し、アランマーレは先月21日にクラブライセンスが交付された。
今季V1女子初参戦のアランマーレは、2023―24シーズンリーグは22戦全敗、最下位の成績。財務状況や施設、人事体制など諮問会、理事会で審議され、アランマーレを含めた全14チームの参入が決定した。
記者会見で西尾GMは「リーグコンセプトの方針に応じたチーム運営に努め、ホームタウンを天童、拠点を酒田として、地域の皆さまに愛され共に成長するチームを目指していく」とコメント。
参入決定を受け、北原監督は「参入できることの喜びと同時に、チームとしてどのように戦っていくかプレッシャーも感じている。今の選手たちに合った外国人選手の補強も考えており、世界最高峰のリーグで戦う準備にワクワクしている」と意気込みを述べた。