2024年(令和6年) 4月20日(土)付紙面より
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コンビニエンスストア大手のファミリーマート(東京)は17日、地元のNPO法人などと連携し、家庭で食べきれない食品を回収して支援が必要な人に届ける「フードドライブ」を庄内地域の全33店舗で始めた。各店舗に食品回収箱を設置し、寄付を募っている。
回収するのは▽未開封で破損していない▽賞味期限が2カ月以上ある▽常温保存―の食品で、缶詰や乾麺、インスタントやレトルト食品、飲料、調味料など。生鮮食品やアルコール類は受け付けない。支援に取り組む団体などが受け取りに出向き、子ども食堂などで活用する。庄内地域ではこれまで、9店舗で取り組みが行われていた。今回新たに24店舗で始まり、庄内全域での展開に広がった。
この日、鶴岡市のファミリーマート鶴岡錦町店でセレモニーが行われ、同市内で子ども食堂を実施している団体や市ボランティアセンターなどの関係者が出席してフードドライブの食品を受け付ける回収箱を店舗内に設置した。関係者は「子ども食堂の応援に、ぜひ協力をお願いします」と呼び掛けていた。