2024年(令和6年) 4月23日(火)付紙面より
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鶴岡市羽黒町川代のスタジオセディック庄内オープンセットが20日、今季の営業を始めた。県内外からファンが訪れ映画の世界に浸った。
同スタジオは全長約2キロ、88ヘクタールという敷地面積日本一の撮影所で、今年も時代劇やドラマのロケが次々予定されている。園内は、商家屋敷や伝馬屋敷がある漁村エリア、大河ドラマにも登場した戦国大手門エリア、多くの町屋が並ぶ宿場町エリアなどがあり、周遊バスで移動しながらじっくり楽しめる。
初日のこの日は映画の風景を求めて訪れた家族連れでにぎわった。建設関係の仕事をしているという仙台市から訪れた渡部秀隆さん(52)は「セットの作りがとても興味深い。いろんなエリアを巡って楽しみたい」と話した。
開園時間は午前9時―午後5時(10月以降は同4時)。料金は一般1300円、小学生900円。期間は11月中旬までの予定。GW期間中は羽州上山城武将隊との撮影会などイベントも実施する。
問い合わせは同スタジオ=電0235(62)4299=へ。