2024年(令和6年) 4月23日(火)付紙面より
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全国小学生ソフトテニス大会(3月29~31日・会場千葉県白子町)に山形県代表として出場した鶴岡STCの鈴木瀬彩(せあ)選手(あつみ小5年)と辻結彩(ゆあ)選手(朝四小5年)が、ダブルス女子小学4年以下の部で準優勝した。山形県勢では初めて。19日に鶴岡市の皆川治市長を表敬訪問し、2人は「自分たちの力を発揮できたと思う。次の目標は全国制覇」と話した。
決勝トーナメントには予選リーグを1位通過した35ペアが進出。鈴木・辻ペアは1回戦で大阪代表、2回戦で兵庫代表、準々決勝で優勝候補の和歌山代表、準決勝で強豪・埼玉代表を破り決勝に駒を進めた。
大一番では兵庫第1代表の松井美侑・山名香怜ペアと接戦を展開。惜しくも3―4で敗れたが、堂々の銀メダルに輝いた。
2人は小学2年生の時にコンビを結成し、今は鶴岡市小真木原テニスコートで中学生のクラブメンバーと練習を重ねている。対戦相手の陣営を崩す攻撃的なプレーが持ち味。今回、全国クラスの大会で優勝を狙える力を存分に発揮した。
2人の快挙に皆川市長は「とても素晴らしい成績。さらなる活躍を期待しています」と語った。
2人は帰郷後、休む間もなく練習を再開。来年3月に予定される同大会ダブルス女子5年生の部で優勝を目指す。