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2024年(令和6年) 5月3日(金)付紙面より

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加茂水産高 伝統の水開き 水高生の心意気

 鶴岡市の加茂水産高校(小山和彦校長、生徒58人)の伝統行事「水開き」が1日、同校裏の加茂レインボービーチで行われた。海風が吹く中、生徒たちが冷たい海に入り水高生の心意気を示した。

 水開きは、沿岸航海などさまざまな海洋学習が始まるこの時期に行う伝統行事で、同校が開校した1946(昭和21)年から続いている。コロナ禍の影響で2020年から3年間は中止となり、昨年4年ぶりに実施された。

 この日、同ビーチ付近は午前8時半時点で気温が12度、海水温は14度。海水温は昨年と同じだが、気温は9度も低くなった。生徒たちは「ワッショイ、ワッショイ」と両手を上げて屈伸する“裸体操”などで体を温めた後、学年ごとに海へ入った。まだ冷たい海水に「はっこい、はっこい!」と悲鳴を上げながらも、笑顔で水を掛け合う姿が見られた。

 生徒たちの雄姿を見ようとビーチ付近には大勢の保護者や地元住民が集まり、「頑張れ!」と声援を送っていた。今春同校へ入学したばかりの上野琉叶(るいと)さん(15)は「冷たい海に入るので少し緊張した。海風が冷たくて水中にいる方が温かかった」と笑顔で話した。

冷たい海にも臆せず、笑顔で水を掛け合う水高生たち
冷たい海にも臆せず、笑顔で水を掛け合う水高生たち



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