2005年(平成17年) 6月19日(日)付紙面より
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だだちゃ豆ラーメンはいかがですか―。鶴岡市農協は17日から8月31日までの期間、鶴岡市のJA鶴岡西郷選果場の直売会場に、鶴岡特産のだだちゃ豆やアンデスメロンをPRする夏季限定の食堂をオープンした。開設に合わせ、だだちゃ豆を加工し、めんに練りこんだラーメンを開発した。
西郷選果場では今夏、鶴岡産アンデスメロンの食べ放題(7月1日―8月10日まで)や、だだちゃ豆の収穫体験(8月11日から31日まで)などのイベントが行われる。観光客や各種団体など大勢の来場が見込まれることから、鶴岡の特産物をさまざまな形でPRしようと食堂を開設した。
メニューは、だだちゃ豆ラーメン(400円)をはじめ、だだちゃ豆ざるうどん(同)、だだちゃ豆ソフトクリーム(300円)、豆おにぎり(2個・300円)、鶴姫や鶴姫レッドの生メロンジュースなど、鶴岡特産物を食材に使ったものが中心。このほか、お土産用にだだちゃ豆のフリーズドライやだだちゃ豆入りの乾めんなど加工品も扱っている。
新たに開発した「だだちゃ豆ラーメン」は、めんにだだちゃ豆の粉末を練りこんだもので、配合割合など試作を繰り返し約3カ月かけて完成させた。緑色のめんが映えるように透明な塩味に仕上げている。
JA鶴岡営農部販売課では「岩手ならわんこそば、仙台なら牛タンが代名詞。鶴岡といえばだだちゃ豆や砂丘メロンというイメージをもってもらえるように、多角的に特産品をPRしていきたい。ラーメン開発もその1つ。だだちゃ豆うどんもこの食堂だけで味わえるもの。料金も手ごろなので地元の人たちにも利用してもらいたい」と話した。食堂やイベントに関する問い合わせは西郷選果場=電0235(76)2250=、またはJA鶴岡営農部販売課=電0235(29)2828=へ。
鶴岡特産のだだちゃ豆やアンデスメロンをPRする食堂メニューの一部。手前は新開発の「だだちゃ豆ラーメン」