2005年(平成17年) 8月6日(土)付紙面より
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三川町と友好都市の盟約を結ぶアメリカ・テネシー州マクミンビル市の中学生たちが、1日から8日までの日程で同町を訪れ、ホームステイや地元小中学生との交流を楽しんでいる。
マ市との交流は、現地法人がある三川町の進出企業の仲介で1994年にスタート。以来、1年おきに両市町間を中学生が訪問し合うなど交流を深めている。
今回、同町を訪問したマ市の中学生は13―15歳まで14人。2人の引率者とともに先月28日に来日し、東京などを観光した後、1日に三川町入りした。滞在中は、同町の住人やこれまでマ市を訪れた子供の家庭などにホームステイしており、住民レベルで交流を深めている。
3日は、同町のアスレなの花で地元の小中学生14人とスポーツ交流を行った。はじめにレクリエーションで人数合わせゲームを行い軽く汗を流した後、「日本のトラディショナルな競技」として玉入れを紹介。4グループに分かれての対抗戦で玉入れに挑戦した。続いてフリスビーを使った的当て競技が行われた。
タッカー・ヒギンズ君(15)は、昨年マ市を訪れた工藤康君(15)の家にホームステイ、交流を深めた。「1年間、メールのやり取りをしながら親友の康君に会えるのを楽しみにしていた」と話し、初挑戦の玉入れについては「日本独特の競技だと思う。新しい経験でとても楽しかった」と笑顔を見せていた。
一行は地元企業や酒田の花火大会などを見学し、8日朝に庄内を発ち帰途に着く。
玉入れやフリスビーで中学生同士が交流した