2007年(平成19年) 6月27日(水)付紙面より
ツイート
酒田市立第四中学校(小野一彦校長、生徒653人)で25日、「自転車ピカピカ運動」が行われ、生徒たちが自分の通学用自転車をピカピカに磨いて防犯ステッカーを張り、防犯への意識を新たにした。
酒田警察署と管内の学校関係者らでつくる酒田飽海地区学校警察連絡協議会(会長・小野酒田四中校長)の事業の一環として初めて実施した。自転車の盗難や放置が増加傾向にある中、物を大切にする心を養い、防犯の意識を高める狙い。
先に酒田遊技業協同組合から寄贈された自転車防犯用ステッカー1万5000枚を使い、酒田四中を皮切りに管内のすべての中・高校で実施していく。
一斉下校のこの日、酒田警察署生活安全課や地区の少年補導員、同校の先生たちが自転車小屋で、帰宅する生徒たちに「自転車を大切に使って」「盗まれないようにきちんと鍵をかけて」など声をかけながら、ステッカーとぞうきんを手渡した。
生徒たちは後輪の泥除けなどをぞうきんでピカピカに磨き、ステッカーを張っては、「さようなら」と元気な笑顔で家路に向かっていた。
自転車をピカピカに磨いて防犯ステッカーを張る酒田四中の生徒