2007年(平成19年) 8月19日(日)付紙面より
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庄内町の響ホールで18日、「子どもフェスティバル2007」が開かれた。鶴岡市出身の絵本作家・土田義晴さんの指導でオリジナル絵皿を制作するワークショップでは、多くの親子が参加して夏休み最後の思い出をつくった。
フェスティバルは毎年、世代間や親子交流を目的に同町教委が夏休みに合わせて開いている。今年のテーマは「絵本はともだち」。19日まで2日間の日程で、土田さんのワークショップや原画展、サイン会などを企画した。
ワークショップは2日間で庄内地方の親子計100組が対象。初日の午前の部には25組が参加。土田さんの指導を受けながら、白い皿に乾くと耐水性になる特殊な絵の具で絵を描き、世界に一枚だけのオリジナル絵皿制作に挑戦した。
親子が一緒に制作できるように、皿はひと組に2枚用意。土田さんが描いた見本を参考にしながら、参加者はカブトムシや花などの絵を筆で描いていた。うまく描けない参加者には土田さんが手助けし、おなじみのクマやウサギ、ネコなどのイラストを描いた。
午後はワークショップのほか土田さんのサイン会、絵本の読み聞かせなどが行われた。
19日にはワークショップと、昔遊びで世代間交流を図る「だがしや楽校」などが行われる。また、土田さんの原画展は同ホール町民ギャラリー(18、19日のみ)と内藤秀因水彩画記念館(来月23日まで)の2カ所で開かれている。
土田さんの指導で、親子がオリジナル絵皿づくりに挑戦