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2007年(平成19年) 9月28日(金)付紙面より

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豊作に観賞し献上米収穫 巫女やJA職員が手刈り

 JA庄内たがわ(黒井徳雄組合長)の抜穂(ぬきほ)祭が27日、鶴岡市羽黒町玉川の大鳥居そばの献饌(けんせん)田で行われた。出羽三山神社の巫女舞(みこまい)奉納や、JA職員たちによる稲の刈り取りが行われた。

 出羽三山神社の神事へ献上する米をおひざ元で育てようと、本年度初めて同JAが地元農家から約2アールの田んぼを借り受け、5月下旬に御田植え祭りが行われた。同神社の祈年祭を管内のほ場で行うことで豊作を祈念する意味も含まれている。

 この日は関係者約40人が参列。大鳥居そばの田んぼ沿いで、同神社の神官たちが祝詞奏上や巫女舞などの神事を行った。その後「穂抜きの儀」が執り行われ、参列者たち^kが献饌田から根がついたままの稲を数本引き抜き、泥を落として奉納。残った稲はかまなどで手刈りし、くいがけにした。

 脱穀した後の米は献饌米として地元農家などが管理し、出羽三山神社の新嘗祭などの祭事に供されるという。

出羽三山神社の巫女やJA職員が稲刈りをした
出羽三山神社の巫女やJA職員が稲刈りをした


2007年(平成19年) 9月28日(金)付紙面より

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地元企業など50カ所取材 来月27、28日 公益大生が学祭で展示発表

 酒田市の東北公益文科大の学生たちが、来月27、28日の大学祭「公翔祭」に向け、フィールドワーク「庄内再発見」に取り組んでいる。「大学まちづくり」を掲げる同大学の学生たちが地域に繰り出し、地元の企業や観光スポットなどを取材して紹介し、地域の魅力を他の学生や一般に知ってもらおうという企画。大学祭でパネルなどにまとめて展示する。

 学生有志ら約80人による公翔祭実行委員会が、今年のテーマ「地域密着」の一環として6月ごろから取り組んでいる。同大学地域共創センターが学生と地域住民との情報交換のために開いている「市民交流ミーティング」の中で、「大学祭を地域との関係を深める場に」という提言が発端となったという。

 これまでメンバーが数人ずつ手分けし、庄内各地の企業や飲食店、菓子店、産直、観光施設、公園など約30カ所を取材。それぞれの特徴やPRポイント、経営者らの庄内に寄せる思いなどを聞いて回っている。

 26日には、公翔祭実行委員長の高橋要さん(19)=2年生=と、庄内再発見の企画提案者である鈴木理津子さん(20)=同=の2人が荘内日報社酒田支社に取材のために訪れた。米沢市出身の高橋さんは「『公益大って何をやっている大学か分からない』と言われることがあるので、こうした活動を通じて大学のことを地域にPRしたい」、長井市出身の鈴木さんは「公益学を学べる全国唯一の公益大や、オンリーワンの魅力に満ちた庄内にひかれて入学した。もっと庄内のことを知りたいと思った」とそれぞれ企画に寄せる思いを語った。

 今後も取材を続け、計50カ所程度を紹介する計画。公翔祭ではそのほか、地域でロケを行った自主制作短編映画の上映、地元に関する知識を試すクイズなどの「庄内ナンバーワン決定戦」、地元のダンスサークルの公演など、地元住民を交えた多彩なイベントを繰り広げる予定。

本社酒田支社に取材に訪れた公翔祭実行委員会の高橋さん(左)、鈴木さん
本社酒田支社に取材に訪れた公翔祭実行委員会の高橋さん(左)、鈴木さん



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