2009年(平成21年) 1月27日(火)付紙面より
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鶴岡市渡前地区の冬のイベント・地ふぶき祭りが25日、渡前小学校グラウンドで行われ、地区民が雪を使った競技を楽しんだ。
庄内特有の地吹雪を逆手に取り、地区住民の交流の場に活用しようと、1989年から毎年開いている恒例行事。今回で21回目を迎えた。
この日は、強い雪が降りしきる天候の中、地区内12町内会の園児からお年寄りまで大勢の住民が参加。滑走距離を競う「スノーボートコースター」や園児対象の雪中宝探し、雪玉を投げて5本のボトルを倒す「スノーシューティング」、昔の民具「人ぞり」を使った「そり引きリレー」など8競技に挑戦した。
このうち、そり引きリレーでは、1周200メートルのコースを大人4人、親子(大人1、子供2人)2組の計10人でリレーし、タイムを競った。
スタートの合図とともに参加者たちは、勢い良くダッシュ。雪に足を取られながらもゴールまでうまくリレーし接戦を繰り広げていた。
白熱したレースが展開されたそり引きリレー