2009年(平成21年) 6月23日(火)付紙面より
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鶴岡市羽黒町手向在住のオカリナ奏者・さとうかつこさんのオカリナコンサートが20日夕、松ケ岡開墾場内の待カフェで開かれ、温かい音色で観客を楽しませた。
さとうさんは鶴岡北高、聖霊女子短大(秋田市)音楽科卒。10年ほど前にオカリナに出合い、高野聖花、大沢聡の両氏に師事。現在はさとう音楽教室を主宰しオカリナやピアノを指導しているほか、福祉施設などでオカリナの演奏活動をしている。
一作年にファーストアルバムを発表して以来、毎年コンサートを開いており、今回で3回目。この日はファンら約100人が訪れた。
「アヴェマリア」のゆったりとした旋律で幕開け。1部では「早春賦」や「さとうきび畑」「ファーストラブ」「ヴォカリーズ」などクラシックから歌謡曲まで8曲をオカリナ独特の優しい音色で奏でた。ティータイムを挟んだ2部では、「もしもピアノが弾けたなら」「冷静と情熱の間」「川の流れのように」など8曲を披露。訪れた人たちは開墾場という歴史空間に広がる音楽の世界をゆったりと楽しんでいた。
オカリナ独特の音色で聞かせたさとうさんのコンサート