2009年(平成21年) 7月31日(金)付紙面より
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第46回鶴岡市学童水泳大会(市小学校体育連盟など主催)が30日、鶴岡市民プールで開かれ、児童たちが県大会出場を目指して、熱戦を繰り広げた。
今大会には市内の小学校29校から3―6年生631人(男子301人、女子330人)が出場。学校対抗の女子200メートルメドレーリレーを皮切りに、自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、リレーの男女計40種目が屋内の50メートルプールで行われた。
児童たちは、山形選抜学童水泳大会(8月下旬、山形市)の出場条件となる県標準記録突破を目指し、日ごろの練習の成果を発揮。会場には仲間の名前を連呼して応援する声が響き渡っていた。また、児童の保護者なども大勢足を運び、標準記録突破のアナウンスがあるたび、大きな拍手が起こっていた。
仲間や保護者の声援を受けながら、児童たちが県選抜大会出場目指して力泳した
2009年(平成21年) 7月31日(金)付紙面より
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鶴岡市の慶應義塾大先端生命科学研究所バイオラボ棟で29日、「サマーバイオカレッジ」が始まり、首都圏にある慶應の4高校と鶴岡中央高の生徒たちが最先端のバイオテクノロジーの実習に取り組んでいる。
科学への興味と探究心を引き出そうと同研究所が開設された2001年から毎年実施している。今回は慶應、志木、女子、湘南藤沢の4校から1―3年男女16人と、鶴岡中央高生で同研究所の助手として任用されている4人の計20人が参加。2泊3日の合宿形式で、遺伝子増幅実験や大腸菌を使った遺伝子クローニングとデータベース探索による機能予測、メタボローム技術を使った代謝物質濃度測定、細胞シミュレーションなど体験する。
遺伝子の増幅や探索は、「謎の物質」からオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)を突き止めるもの。初日の29日は2人1組になって同研究所の講師らから指導を受け、翌日以降の解析に向けた増幅実験に真剣な表情で取り組んでいた。無事に物質の正体を解明した後には、加茂水族館でオワンクラゲなどを見学する日程も組まれている。
遺伝子の増幅実験に取り組む鶴岡中央と慶應の高校生たち