2010年(平成22年) 6月5日(土)付紙面より
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ANA(全日空)グループは4日、「しあわせ」の花言葉を持つスズランの鉢植えと押し花のしおりを、鶴岡市立荘内病院、酒田市の日本海総合病院と同病院酒田医療センターの入院患者らにプレゼントした。
同グループの行動指針「社会と共に歩み続ける」に基づいた社会貢献事業の一環。「患者の一日も早い回復を」の願いを込め1956年から毎年実施している。庄内地方では庄内空港が開港した翌年の92年から行われている。
この日ははじめに庄内空港1階ロビーで贈呈式。館内アナウンスで趣旨が放送された後、ANA客室乗務員の長崎順子さん(岩手県出身)が「患者さんが一日も早く元気に、幸せになることを祈っています」と述べ、いずれも看護師の本間一江さんと齋藤亜美さん(荘内病院)、齋藤菜月さんと遠藤美樹さん(日本海総合病院)、阿部紀子さんと金内まどかさん(酒田医療センター)に、それぞれの病院分として北海道産のスズランの鉢植え3鉢と、ANAグループ役職員らが手作りしたスズランの押し花しおり100枚を手渡した。
その後、長崎さんは園田敏一ANA庄内支店長らとともに荘内病院を訪問。小児科や産婦人科などの病棟で直接入院患者らにしおりをプレゼントした。