2010年(平成22年) 7月20日(火)付紙面より
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海の日の19日、庄内地方は曇り空となったが気温は30度を超え、時折、日も差すまずまずの天気に恵まれた。各海水浴場は海開き最初の連休最終日とあって、地元をはじめ内陸地方などから大勢の海水浴客が繰り出した。
山形地方気象台によると、この日は高気圧に覆われ、午前中は鶴岡で31・5度まで気温が上がり、真夏日を記録。庄内浜の各海水浴場は、午前中から大勢の海水浴客でにぎわった。
このうち、鶴岡市の湯野浜海水浴場では、午前中に800台駐車可能な駐車場が庄内、山形のほか、宮城や新潟など県外ナンバーで半分以上が埋まった。浜辺では水着姿の家族連れやカップルなどがビーチパラソルの花を咲かせ、寝そべって肌を焼いたり、水しぶきを上げて泳いだりと思い思いに夏を満喫していた。
湯野浜温泉観光協会は「海開き最初の連休が好天に恵まれたのは久しぶりで、ここ数年にはない客入り。今年は高速道路の無料化で内陸のほか、宮城からの誘客が望め、目標の30万人の客入りが期待できる」と話していた。