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2010年(平成22年) 11月26日(金)付紙面より

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庄内浜伝道師が吹浦保育園へ サケさばいてホイル蒸し

 遊佐町の吹浦保育園(今野好子園長)で25日、食育講座が開かれた。酒田市の酒田調理師専門学校同窓会長で、県庄内総合支庁が認定する「庄内浜文化伝道師」の佐藤憲三さん(遊佐町)の指導で、年中―長児計30人がサケの解体実演を見学し、「サケのホイル包み蒸し」の調理を体験した。

 講座は、同窓会による社会貢献活動の一環として佐藤さんが同保育園の協力で企画。佐藤さんはサケ1匹を持参し、「食育インストラクター」の資格を持つ佐藤秋子さん(同)とともに訪問した。

 保育園ホールで行われた講座では、佐藤さんはサケの生態について解説しながら解体を実演。胃袋に包丁を入れると、中から小魚3匹がほぼ実物のまま現れ、園児たちは「こんなに食べているんだ」「すごーい」と歓声を上げていた。

 その後、園児たちは佐藤さんらから手伝ってもらい、サケを食べやすいサイズに切ったり、ホイルの上に切り身になったサケ、同町特産のパプリカ、キャベツなどの野菜、バターを置くなどの調理を体験した。

 完成した料理は、佐藤さんら講師と園児たちが昼食として味わった。

佐藤さんの指導で年長児がサケをさばいた
佐藤さんの指導で年長児がサケをさばいた


2010年(平成22年) 11月26日(金)付紙面より

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田沢小で「畑の学習参観日」 育てたそばを打つ

 酒田市平田地域の田沢小学校(柴田公利校長、児童46人)で24日、「畑の学習参観日」と銘打った、そば打ち体験授業の見学会が開かれた。地元で「農家そば屋ごすけ」を営む岩間政幸さんの指導で、子供たちが種から育て収穫したそばを自分で打って食べるまでを、山形創造NPOネットワークや酒田市、JA庄内みどり、NOSAI山形などの職員らが“参観”。「地域の先生」の教え方を学んだ。

 同ネットワーク(須藤路子代表理事、本部・山形市)が、県の委託を受けて昨年度から3カ年事業で取り組んでいる「教育ファームネットワーク推進事業」の一環として実施した。

 同事業は県の食育推進事業。県内の農林関係行政機関、教育委員会、学校・JA関係団体、食農教育実践者らが連携し、子供たちに農業体験の場を提供して「食に感謝する心」を育てるとともに、食農教育のレベルアップを図ることを目的にしている。

 「畑の学習参観日」は、食農教育実践者のネットワーク化に向けたデータベース作成のために「地域の先生」が子供たちに教える様子を参観する見学会と、その後の実践者を中心にした意見交換会の2本立て。県の総合支庁単位で開いており、平田地域が本年度4回目で最終の開催。

 この日は同校の5年生14人が、岩間さんの指導で7月20日に種をまき、観察しながら育て10月8日に収穫した「でわかおり」のそば打ち。同事業関係者らが見守る中、水回し、こね、のばし、切り、ゆでの一連の作業を体験した。久松竜君(10)は「楽しかった。(種まきから)ここまで育てたので、おいしく食べたい」と感想。同ネットワーク職員らは途中、近くの田沢コミュニティセンターに移動し、12年前から村山市内の幼稚園の芋掘り体験指導などを行っている柴田弥一さんを講師に、アイデア交換会を開いた。

岩間さん(左から3人目)の指導で田沢小の5年生がそば打ちに挑戦した
岩間さん(左から3人目)の指導で田沢小の5年生がそば打ちに挑戦した



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