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2012年(平成24年) 5月26日(土)付紙面より

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庄内浜初夏の味覚・岩ガキ漁解禁

 県漁業協同組合(酒田市船場町二丁目、五十嵐安哉組合長)が出荷を自主規制していた庄内浜を代表する初夏の味覚・岩ガキ漁が、鶴岡市加茂を除く庄内浜の6海域で24日朝から解禁された。

 ノロウイルスによる食中毒発生の可能性を考慮し、県漁協では海水温が上がるまで採取・出荷を自主規制。県庄内保健所と県漁協が今月に行った試験採取の結果、いずれの海域でも安全性が確認されたため23日、翌日朝からの漁にゴーサインを出した。

 このうち遊佐町の吹浦漁港では、午前7時ごろに岩ガキ漁の船が一斉に出港。酒田市の酒田北港沖合まで行き、同8時からウエットスーツに身を包んだ漁師たちが、水深3―5メートルの岩場に張り付いた大きめのものを次々と採取した。

 漁師らは正午前には吹浦漁港に戻り出荷の準備。家族ら総出で、包丁を用いて殻に付いた海藻を剥がす「カキたたき」の作業を繰り返していた。第三幸陽丸船長で漁師の高橋武春さん(80)=吹浦=は「海水温は例年並み。6―7歳が多く、昨年よりも身が締まっている感じ」と話していた。高橋船長によると、資源保護のため、吹浦地区では1日の採取量を1人当たり、吹浦産が7箱、他海域産が13箱(1箱11キロ)と決めているという。

 加茂地区では7月から採捕。岩ガキ漁は産卵前の8月中旬まで行われる。

船上で手際よく岩ガキの出荷作業をする漁師=24日正午ごろ、吹浦漁港
船上で手際よく岩ガキの出荷作業をする漁師=24日正午ごろ、吹浦漁港



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