2012年(平成24年) 7月1日(日)付紙面より
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三川町の東郷小(五十嵐良克校長、児童113人)で30日、伝統の校内相撲大会が行われ、1年生児童たちが、保護者がフェルトやサテンなどで手作りした化粧まわしを着けて初土俵を踏んだ。
相撲大会は、礼儀作法を身に付け相手を尊重する気持ちを養ってもらおうと、毎年この時期に開催。初土俵となる1年生は、保護者がそれぞれ手作りした化粧まわしを着けて土俵入りするのが伝統となっている。
化粧まわしは、フェルトでクマのキャラクターをかたどったものや鳳凰(ほうおう)などの絵柄が張り付けられたもの、自分の名前をもじった「真祈風」「友ノ華」などのしこ名が張り付けられたもの、ビーズをあしらってきらびやかにしたものなど、個性にあふれたものばかり。1年生24人は、家族の愛情が詰まった化粧まわしを身に着け、満面の笑みを浮かべながら土俵入りをしていた。保護者たちは「格好いいね」などと話しながら、カメラにわが子の姿を収めていた。
大会では、学年別の紅白戦やトーナメント戦が行われ、児童たちは力いっぱい熱戦を繰り広げていた。