2012年(平成24年) 10月28日(日)付紙面より
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酒田市の県立酒田光陵高校(中山英行校長、生徒1232人)で26、27の両日、同校最初の学校祭「創設祭」が開かれた。27日は一般公開。大勢の市民らが訪れ、クラス対抗の男女装コンテストや書道パフォーマンスなどのステージ企画、体育・文化各部の発表、おにぎりや玉こんにゃくの模擬店巡りなどを楽しんだ。
同校は同市内の公立4校が統合し、酒田中央高の敷地などを活用して4月に開学。20日には完成したばかりの体育館で開校記念式を行った。
初の学校祭は「?開花する光陵 今ここに?」をテーマに開催。普通科、工業科、商業科、県内初の情報科を有する学際的な高校としての特徴を生かし、教室、実習室などを使って多様な学習内容や部活動の紹介を行う一方、喫茶店やカフェを設けたり玄関前に設置したテントでおにぎりや野菜を販売するなど、来校者に楽しんでもらうため生徒、教職員が一丸となって工夫を凝らした。
書道部(石垣夏織部長、22人)は体育館ステージで書道パフォーマンスを披露。「飛翔 新たなる歴史の始まり」など自作の言葉を元気いっぱいに揮毫(きごう)し、訪れた保護者や生徒たちから大きな拍手を受けていた。