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2013年(平成25年) 4月5日(金)付紙面より

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木のぬくもりに包まれて 鶴岡市朝日地域 4園統合、新「朝日保育園」開園

 新園舎が完成した鶴岡市立朝日保育園(渡部祐子園長)の開園式が4日、同市下名川の同園前で行われた。朝日地域の本郷、朝日、大泉、大網の市立4保育園が統合し、117人(今月1日現在)の園児とともに新たなスタートを切った。

 開園式には、保育園を運営する社会福祉法人ぶなの木会役員や周辺の小学校長、市議などの来賓、市職員、保育士、年長組の園児など合わせて70人余りが出席。山本益生副市長が「朝日地域のニーズに応えた教育拠点として、地域と連携しながら新しい保育園の取り組みを進めてほしい」、ぶなの木会の伊藤恒彦理事長が「地元木材を利用した園舎は近代的でぬくもりがあり、園児たちが安心、安全に過ごせるものと思う。保護者と協力して子供たちの巣立ちを支えたい」とあいさつした。

 続いて関係者がテープカット。年長組の園児たちがシャボン玉を飛ばし、開園を祝った。

 その後、園内で入園式が行われ、本年度から入園した3歳以下の園児18人を含む全園児と保育士、保護者などが出席。渡部園長が「4つの保育園が集まって117人で出発し、お友達がたくさん増えました。新しい友達、先生と早く仲良くなりましょう」と呼び掛けた。

 新入園児の保護者の30代男性(大網)は「新園舎は大きく、わが子がたくさん友達をつくってくれれば。木材を使った園内も温かみを感じる」、30代女性(越中山)は「子供たちが楽しく、安心して過ごせそう。優しい雰囲気があってとてもすてき」と話していた。

 朝日保育園の新園舎は、旧園舎の東隣にある駐車場に建設。木造平屋建て、床面積は約1000平方メートル。鶴岡産木材を活用した施設で、乳児室、1―5歳児の各保育室、遊戯室、子育て支援一時保育室、調理室などを備え、新たに学童保育機能を設置した。木質ペレットを活用した温水ボイラーによる床下温風暖房を導入している。

 新年度中に行う旧園舎の解体、園庭整備などを含めた総事業費は約4億1000万円。

開園式に引き続き入園式が行われ、117人の園児たちが真新しい園舎での生活をスタート
開園式に引き続き入園式が行われ、117人の園児たちが真新しい園舎での生活をスタート



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