2013年(平成25年) 4月12日(金)付紙面より
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「新入社員交通安全セミナー」が10日、鶴岡市農村センターで開かれ、新入社員たちが警察官の講話や心肺蘇生法の実技研修などを通して、交通安全について理解を深めた。
鶴岡地区安全運転管理者協議会(難波眞一会長)が鶴岡警察署などの協力の下、会員事業所の新入社員などを対象に毎年この時期に開催している。
この日は33事業所から約110人が参加。初めに鶴岡署の吉田幸司交通課長が、管内の交通事故や飲酒運転の取り締まり状況などを説明。飲酒運転については罰則を述べた上で「仕事を失うだけでなく、会社や家族にも大きな迷惑が掛かる。やめてほしい」と呼び掛けた。
続いて、新入社員たちは8グループに分かれて心肺蘇生法の研修へ。鶴岡市消防本部の職員たちから「人工呼吸は息が漏れないように」「救急車が来るまで交代しながら心臓マッサージを」などとアドバイスを受けながらダミー人形へ心肺蘇生を行い、有事の際の対応を学んでいた。