2013年(平成25年) 5月5日(日)付紙面より
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鶴岡市の出羽庄内国際村併設のアマゾン民族館(山口吉彦館長)で3日、「アマゾン子どもフェスティバル」が開かれた。南米・アマゾンで暮らす人々の生活や珍しい動物などのスライド上映をはじめ、インディオの食べ物の試食、鳥笛を吹く体験コーナーなどのイベントに、大勢の家族連れが足を運んだ。
大型連休に合わせ毎年開催している恒例の特別企画。会場には約60人の親子連れが足を運び、「インディオの生活と食文化」をテーマにしたスライド上映と山口館長の講話を楽しんだ。スライドでは、弓矢で魚を捕るインディオの生活や文化、バクや世界最大のげっ歯類カピバラ、危険な魚のピラニアなど、アマゾンにすむ生物などが映し出された。
上映後は、インディオの主食・マンジョーカイモ(キャッサバ)の試食体験が行われた。ゆでたものと、インディオが食べている粉状にしたものが用意され、親子で恐る恐る口にする姿が見られた。山形市から母と一緒に来た佐藤杏菜さん(10)、朱莉さん(8)の姉妹は「サツマイモみたいな味でおいしかった。粉の方は味がよく分からなかった」と話していた。
ハチドリやジャネイロウズラ、ダチョウの仲間などの鳴き声を模した音が出る鳥笛を吹く体験コーナーも設置され、子供たちがさまざまな笛を手に取り、いろいろな鳥の声を試していた。