2013年(平成25年) 5月6日(月)付紙面より
ツイート
三川町の恒例イベント「菜の花まつり」が5日、同町横山のいろり火の里周辺で行われた。見頃を迎えた菜の花畑で「菜の花娘」の撮影会が行われたほか、ミニ動物園や町の特産品販売などが親子連れの人気を集めた。
「町の花・菜の花」を生かした地域活性化を目的に、町や町内の商工、観光、農業など各種団体が実行委員会(熊田洋勝委員長)を組織し、毎年この時期に開催している。
31回目を迎えた今回、恒例の撮影会では菜の花畑(約30アール)で、大勢のアマチュアカメラマンがかすりの着物姿の「菜の花娘」3人を撮影。あいにくの曇り空となったが、「こっち向いて」「いい笑顔だね」などの声が飛び交う中、菜の花娘たちは笑顔を振りまいていた。
また、子供用のかすりの着物を貸し出す「菜の花むちゅめ」も同時に開催され、かわいらしい子供が菜の花畑に姿を現すとカメラマンたちの人気を集めていた。着物姿になった大瀧若菜ちゃん(6)=押切小1年=は「撮影会、楽しかった」と笑顔を見せていた。
実行委員会によると、今年の菜の花は春先の低温でやや成長が遅れたものの、見頃の時期は例年並みとなった。今月中旬ごろまで楽しめるという。