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2013年(平成25年) 12月11日(水)付紙面より

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安全・安心なおいしい米を 有機栽培「つや姫」 鶴岡市内全小中学校の給食に

 鶴岡市藤島地域で有機栽培された「つや姫」が9日、市内全域の小中学校の学校給食で提供された。

 農薬や化学肥料を使わない環境に優しい農業を推進する市有機農業推進協議会(16団体・個人、志藤正一会長)が、地元で作られた安全・安心なおいしい米を味わってもらおうと2年前から実施している。

 給食で通常使用される米よりも割高となる購入費の差額分を同推進協が負担する仕組み。これまで2回はコシヒカリだったが、今回初めて学校給食分の有機米のつや姫を確保。同推進協会員の加藤源治さんと菅原賢信さん(いずれも古郡)、廣井嘉治さん(鷺畑)、齋藤光弘さん(長沼)の藤島地域の農家4人が計1・2トンを納入した。

 この日は市内全域の全51小中学校でつや姫を提供。このうち藤島地域などの11小学校には米提供農家や会員らがそれぞれ訪れ、交流給食会が開かれた。藤島小学校(小杉隆校長、児童316人)には、同推進協の相馬一廣副会長と米を提供した加藤さんの2人が訪れ、4年生の2クラスでそれぞれ一緒に給食を味わった。

 この日の献立はつや姫ご飯に庄内麩(ふ)と野菜のみそ汁、由良産サワラのカレー揚げなど。加藤さんは雑草や虫を食べるカモを使って無農薬栽培に取り組んでいることなどを子どもたちに教えながら会食。阿部涼佳さん(10)と小野寺瑞樹君(10)は「いつもの米より光っている。かむと味が違う」と話していた。

有機栽培の米を提供した加藤さんと一緒に給食を味わう藤島小の4年生
有機栽培の米を提供した加藤さんと一緒に給食を味わう藤島小の4年生



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