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2014年(平成26年) 3月7日(金)付紙面より

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温かみある個性的な作品並ぶ 鶴岡アートフォーラム 特産品の可能性考える「しな織展」

 鶴岡市関川地区の特産品・しな織の可能性を見いだそうと「羽越しな布振興協議会」(五十嵐善幸会長)が取り組む意匠開発事業の成果品展「しな織展」が6日、鶴岡アートフォーラムで始まった。

 しな織は日本三大古代織りの一つ。関川地区の女性たちの手で受け継がれてきた伝統工芸で、2005年には庄内で初めて国の「伝統的工芸品」に指定された。

 同協議会はしな織の持つ力強さや使うほど柔らかくなる特質を生かした製品、可能性を見いだそうと本年度、意匠開発事業に取り組んだ。同事業はバッグなどを開発した09年以来、4年ぶり2回目。今回は「tai_taiSTUDIO一級建築士事務所」(東京都)の若林秀和代表、晶子さん夫妻に新製品製作を依頼した。晶子さんは千葉大の研修室で伝統的工芸品の分析に関わり、長い間しな布の生活文化の研究に携わった。展示は成果発表と、商品化に向けて来館者からの意見を取り入れようと開催。

 会場には風呂敷やバッグ、袋、折り鶴など約5種類、約50点のしな織製品や織り機などが展示されている。しな織の温かみが伝わる折り鶴やクッション、強さを生かしたバッグや籠などが紹介され、訪れた人たちは一つ一つじっくりと眺めていた。

しな織の可能性を見いだす意匠開発事業の成果品展
しな織の可能性を見いだす意匠開発事業の成果品展



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