2014年(平成26年) 5月30日(金)付紙面より
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鶴岡市湯野浜一丁目の養護老人ホーム湯野浜思恩園(相馬直喜園長)で28日、地域交流行事「季節を食べよう会」が開かれ、入居者と湯野浜地域の住民が孟宗(もうそう)汁などを味わいながら交流を深めた。
思恩園では入居者と地域住民との交流を深めようと、夏祭りや芋煮会など年間を通して交流行事を開催している。今回は入居者50人と職員、湯野浜地域の住民ら合わせて136人が参加した。
この日は、すっきりと晴れた青空の下、同園中庭で湯野浜婦人会(佐藤るみ会長)のメンバーが孟宗汁や焼き鳥、おにぎりなどを振る舞った。相馬園長が「こうした地域交流、地域貢献をこれからも続けたい」、同園を運営する社会福祉法人思恩会の保科直士理事長が「今日はたくさん食べて楽しんで」とあいさつ。入居者代表の乾杯で会がスタートした。入居者らは「おいしいね」と笑顔で孟宗汁などに舌鼓を打ち、カラオケ大会などで地域住民との交流を楽しんだ。
佐藤会長は「みんなにこにこ楽しんでくれてうれしい。交流を通して私たちも勉強になることがたくさんある。今後も続けていきたい」と感想を話していた。