2014年(平成26年) 6月14日(土)付紙面より
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鶴岡市のボランティアグループ「さんもん会」(三浦洋一代表)は12日、同市羽黒町の認知症高齢者グループホームなごみ(田辺省二理事)にアルミ製車椅子1台を寄贈した。
同会はリサイクルに強い関心があった三浦さんを中心に、市民など19人で活動。10年ほど前からアルミ缶やスチール缶などリサイクルできるものを集めて換金し、車椅子を購入して庄内地域の福祉施設などに寄贈している。今回で7回目の寄贈。
この日は同会の三浦代表と菅原精一さんが同施設を訪問。利用者17人が見守る中、三浦代表が菅原妙子ホーム長に車椅子を贈った。三浦代表は「仲間たちとアルミ缶を集めて買った車椅子。使ってもらわなければ意味がないので大いに使ってください」とあいさつ。菅原ホーム長は「車椅子は施設に必須のもの。有効活用したい」と謝辞を述べた。
贈呈後、利用者が車椅子に試乗。「乗り心地がいい」と笑顔を見せていた。