2014年(平成26年) 11月26日(水)付紙面より
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児童を中心に愛好者が広がる「五色百人一首」の県大会が24日、酒田市のひらたタウンセンターで開かれ、県内各地から参加した園児・児童が熱戦を繰り広げた。
五色百人一首は、100首の札を20首ずつ青、桃、黄、緑、だいだいの5色のグループに分けて対戦。NPO法人「教育力アップやまがた」(佐藤道子代表)と、TOSS五色百人一首協会県支部(佐藤代表)が開催している。今大会は酒田、庄内、遊佐の庄内地域3市町を中心に山形市、朝日町などから園児と児童計62人が札の色別にエントリー、それぞれ予選リーグと決勝トーナメントで県チャンピオンの座を争った。
比較的容易な札が多くエントリーコースとなっている「青札の部」には、最も多い25人が参加。会場が静まり返る中、真剣な表情で畳に並んだ札を注視。上の句が読み上げられると、「はい」と元気良く声を上げ、素早く札を取っていた。