2014年(平成26年) 5月9日(金)付紙面より
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庄内町の庄内総合高校(槇誠司校長)の3年生が7日、同校周辺のJR余目駅など公共施設で清掃ボランティア活動を繰り広げた。
同校3年生の総合学習の一環で、生徒たちから地域への感謝の気持ちを持ってもらうとともに、勤労観や職業観を高めてもらうことが目的。今回は3年生114人が町立余目保育園や余目第三幼稚園、余目第三公民館、町総合体育館、JR余目駅周辺などの各施設に分かれ、清掃活動を行った。
このうち余目駅前の清掃は生徒23人が担当。校舎から徒歩で現場へ向かう間も道路沿いに落ちている空き缶などのごみを拾い集めた。同駅前では3―5人ずつのグループに分かれ、近くの公園や駐車場まで足を延ばし、草むらや側溝の陰に落ちているごみを拾った。
阿部桃花さん(17)は「側溝に吸い殻などが落ちていたが、駅前は思っていたよりきれい。むしろ町なかでカップラーメンの容器やお菓子の袋など、ビニールごみが捨てられているのが目立った」と話していた。
2014年(平成26年) 5月9日(金)付紙面より
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天神祭(25日)について学ぶ出前講座が8日、鶴岡市立朝暘第五小学校(竹内裕一郎校長、児童384人)で開かれた。同校4年生らが「化けもの」の衣装を身に着け、伝統の祭りについて理解を深めた。
出前講座は、庄内三大祭りの一つに数えられる天神祭について子どもたちから学んでもらうとともに、積極的に祭りに参加してもらおうと同祭実行委員会広告宣伝部会(山之内潔部会長)が毎年、旧鶴岡市内のナンバースクールを巡回して行っている。同校では3年生の3学期から天神祭についての勉強を始めるため今年1月にも出前講座を開催し、今回は2度目の開催となった。
この日は実行委員会メンバー5人が同校を訪問。4年生ら67人が8班に分かれ、班の代表児童が同部会メンバーや他の児童に手伝ってもらいながら長じゅばんや手拭い、編み笠など「化けもの」衣装を身に着けた。化けもの姿になった児童たちは、祭りと同様に無言でジュースやお茶を振る舞い、最後にみんなで乾杯した。