2015年(平成27年) 11月3日(火)付紙面より
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鶴岡中央高校(伊藤吉樹校長)の生徒たちによる自作ドレスのファッションショー「シルクガールズコレクション」が1日、鶴岡市のマリカ市民ホールで開かれた。今年は「DREAM?春夏秋冬」のテーマの下、季節の移ろいをドレスで表現。華やかな衣装に身を包んだ生徒たちがランウェイを堂々と歩いた。
同校は、2010年度から総合学科の生徒たちが課題研究の一環で、市や鶴岡織物工業協同組合の協力を得て「シルクガールズ・プロジェクト」に取り組む。同プロジェクトの一環でファッションショーを開催しており、今回は被服系の2、3年生約40人が今春から、鶴岡シルクなどを使って60着余りを製作してきた。
ショーは午前と午後の2回に分けて行われ、このうち午後の部では、出演者の家族や一般市民など約150人が参加した。初めに、地元の園児や福祉施設利用者などのゲストモデルが高校生と共に出演。華やかなドレスを身にまとい、優雅な姿を披露した。
その後の高校生たちのステージでは、製作した被服系の生徒や同校の生徒らが出演。華やかな色のパーティードレスや純白のウエディングドレスなどを身にまとって登場した。演出や司会など高校生による手作りのステージに、見守る来場者から大きな拍手と歓声が送られていた。