2015年(平成27年) 4月10日(金)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校で9日、入学式が行われた。おめかしをした新1年生たちが少し緊張した面持ちで式に臨み、夢と希望にあふれた新たな学校生活の一歩を踏み出した。
本年度は7日の2校を皮切りに、新入生がいなかった飛島小を除く全ての小学校が10日まで入学式を実施する。9日は庄内の小学校74校のうち鶴岡市21校、酒田市10校の計31校で行われた。
このうち鶴岡市立朝暘第三小学校(栗田英明校長、児童671人)では、午前10時の開式の前に新入生113人(男子51人、女子62人)が、上級生の持つアーチをくぐって入場。担任から一人ずつ名前を呼び上げられると元気良く「ハイ!」と返事をした。
栗田校長は式辞で「皆さんには、元気なあいさつができて友達に優しく、お話を最後までしっかり聞く立派な1年生になってほしい。分からないことは先生だけでなく、上級生のお兄さん、お姉さんが優しく教えてあげます」と述べた。
来賓祝辞などの後、在校児童を代表して剣持尚翔君(6年)が「皆さんが入学してくるのを楽しみにしていました。朝三小が力を入れている3S(スイム、ソング、新聞)など、学校には大事なことがたくさんあります。ゆっくり慣れて楽しい学校生活を送れるよう一緒に頑張りましょう」と歓迎の言葉を述べた。
この後、5、6年生による歓迎の歌「『朝三小の四季』より『春』」や校歌合唱を聞きながら、新1年生たちは新しい学校生活への期待を胸に笑顔を輝かせていた。