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2015年(平成27年) 7月29日(水)付紙面より

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朝の涼しいうちに 大きな声で論語を

 旧庄内藩校「致道館」で行われた学習を受け継ぐ「少年少女古典素読教室」の早朝素読が始まり、受講している市内の小中学生が鶴岡市の致道博物館で素読に取り組んでいる。朝方のまだ気温が上がらない中で大きな声を出し、論語を体得している。

 素読は、致道館が奨励した学習の一つで、中国古典の漢文を大きな声で読み上げるのが特徴。同素読教室は、同市が1968年度に当時の文部省の文化財モデル地区指定を受けたことをきっかけに始まった伝統の教室。市中央公民館と致道博物館、致道館文化振興会議の共催で毎年開いている。

 今年は小学2年から中学3年まで15人が受講。新規受講と2年目以降で甲乙組の2組に分かれ、5月にスタート。7月末まで毎週土曜日に学習を積み、早朝素読は夏休みに入った27日から8月1日まで6日間の日程。

 毎朝、午前5時40分から6時15分まで、同博物館内の御隠殿と講座室の2会場で素読。2日目となった28日は、窓を開け放した御隠殿で正座をした子どもたちが、講師が読むのに続いて漢文で書かれたテキストを読み上げた。朝四小5年の五十嵐健太君(10)は「自分で早起きして参加している。みんなと一緒に論語を読むのが楽しい」と話していた。

朝の涼しい時間帯に論語の素読に取り組む子どもたち=28日
朝の涼しい時間帯に論語の素読に取り組む子どもたち=28日



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