2016年(平成28年) 3月1日(火)付紙面より
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鶴岡市立東部保育園(平山誠園長、園児143人)で29日、交流のある同市内の黄金保育園(石井敬子園長、児童88人)を招いたお茶会が開かれた。両園の園児たちがかしこまった様子でお茶をいただき、交流した。
東部保では本年度、10月と1月の2回黄金保を訪問し、山登りや雪山遊びを通して園児同士が交流。黄金保の受け入れに対して、お礼をしようとお茶会を実施した。両園の一連の交流は毎年行われているという。
この日は東部保の年長児29人と、黄金保の年長児16人が参加。お茶席は遠州流山形支部の支部員9人が協力した。
茶会では、黄金保、東部保の順番でお点前を頂戴。磯貝の落雁(らくがん)を口にした後、抹茶が運ばれてくると「お先に」と一言あいさつして味わった。
その後、飲み終わった茶わんは園児たちが交代で片付け。「お下げします」とあいさつし、緊張した面持ちで袱紗(ふくさ)を添えて両手で茶わんを下げていた。
黄金保の前野壮吾君(6)は「最初は苦い味がしたけどおいしかった。茶菓子は甘かった」、東部保の山本惺雫ちゃん(6)は「着物を着ている人が居てちょっと緊張した。全部飲んだよ」とそれぞれ話していた。