2016年(平成28年) 3月23日(水)付紙面より
ツイート
酒田市内の園児・児童が英語を学びながらデパートの仕事を体験する「英語でお仕事体験―キッズデパート」が22日、同市のマリーン5清水屋で開かれ、子供たちがもてなしの心などを学んだ。
国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成活動」の一環。松若中央学院(同市若竹町一丁目、板垣聖子学院長)が清水屋の協力で企画。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて外国をもっと身近に感じるとともに、相手のことを思いやる気持ちを育み、人のために働く喜びを感じてもらうのが狙い。
この日は男女13人が午前9時半に“出勤”。清水屋の佐々木健さんらスタッフの指導であいさつの練習を繰り返した後、同10時の開店前には1階正面出入り口に立ち来店客を「いらっしゃいませ」と出迎えた。
佐々木さんの案内で店内を巡回した園児・児童たちは、「来店した外国人」に扮(ふん)した清水屋スタッフと土産品購入、人力車利用に関して英語でコミュニケーションを取るなど、きびきびとした動きで体験していた。
23日には同市のホテルリッチ&ガーデン酒田で行われる。