2016年(平成28年) 6月11日(土)付紙面より
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鶴岡市湯野浜一丁目の養護老人ホーム湯野浜思恩園(相馬直喜園長)で9日、「もちつき交流会」が開かれ、同市白山の大泉保育園(平藤久喜園長)の園児と利用者が餅つきや会食を通して交流を深めた。
両園では1998年から毎年、世代間・地域交流事業の一環としてさまざまな交流活動を実施している。
この日は年長児25人と利用者30人が参加。初めに両園職員や利用者が餅をつき、柔らかくなってから利用者と園児がペアになり長いきねで餅をついた。白い餅のほか、4月に利用者が摘んだヨモギを加えた草餅もついた。大きな臼の周りを園児と利用者が輪になって囲み、手拍子を打ちながら「頑張れ」「よいしょ、よいしょ」と大きな声で応援していた。
若松美羽音ちゃん(5)は「おじいちゃんもおばあちゃんも優しくて楽しかった。お餅は柔らかくていい匂いがした。早く一緒に食べたい」と笑顔で話していた。